発見!自分で治す坐骨神経痛(その6)
みなさんこんにちわ
発行人のフジゲンです
前回の続きです。
痛みやしびれの出る場所は坐骨神経痛とほとんど同じと
言われています。
ただし、坐骨神経痛が何年もかかってゆっくりと起きるのに
くらべ椎間板ヘルニアは急に起きるとされています。
年齢的にも坐骨神経痛が中高年に多いのに比べ
椎間板ヘルニアは若い人にも多く見られるデーターが出ています。
ここで脊柱管狭窄症に関係する脊椎(せきつい)について
簡単に説明しておきます。
脊椎は全部で24個の椎骨(ついこつ)という小さな骨が
積み重なってできています。
上から順に
・7~8個の椎骨で構成される頸椎
・12個の椎骨で構成される胸椎
・5個で構成される腰椎
に分かれています。
これを総称して背骨と言っています。
(参照図(背骨の構成)
背骨の中には神経の通り道となる脊柱管という筒があり、
その中を脊髄(せきずい)といわれる中枢神経の束が
通っています。
そして、馬尾と言って脊髄の末端から馬のしっぽのように
伸びている末梢神経があります。
さらに脊髄から左右に枝分かれして全身に伸びる神経の
根元にあたる神経根があります。
脊髄から枝分かれした末梢神経は手足などの体のいたるところに
伸びています。
参照図1 (断面図)
参照図2 (側面図)
参照図3(正面図)
脊柱管狭窄症が一番起こりやすい部位は腰椎(次の図)です。
腰椎は5個の小さな腰椎で構成されており、そのうち
腰椎4番と5番の間の椎間板で発症することが多くなっています。
ここは背骨の最下部にあたるので上半身を支え、大きな負荷が
かかる場所です。
参照図 (側面図)
それではこの続きは次回紹介いたします。